明日! Funk Legend / Steve Arrington Live @ Tokyo

リチャードが一番好きなファンクバンドの一つがSLAVE(スレイブ)。Ohioのバンド。1981年発売の”Show Time”が輸入レコード屋さんに入荷したその日に手に取って、裏ジャケを見て購入。やってくれそうなメンバー写真だった。

それ以来、Favorite Albumです。Slaveの魅力は、全体的にドロドロとした雰囲気を醸し出すファンク色。重戦車が行進している様なMark Adams(マーク・アダムス)のモンスターベース。そして、独特な声色と歌い回しのSteve Arrington(スティーブ・アーリントン)のボーカル。結構弾きまくるMark (Drac) Hicks(マーク・ヒックス)のギターも良いが、一番の魅力はベース。

1982年以降に赤坂ムゲンにSlaveが来て毎日演奏していた際に何度か観に行ったが、Mark AdamsのMonster Bassの馬鹿デカい音量とぶっといサウンドに圧倒されていた。4弦のスライドを「ブ、オォォォォンンッ!」って何度もされて昇天。もう一度、生で観たくてなんとか本人に連絡が取れないか試みていたのだが、2011年3月5日、Mark Adamsは逝ってしまった。Dayton Ohioで51歳の若さだった。病気とかではなく事件だったと聞いているので、本当に残念だ。
ギタリストのMark Hicksも2011年6月14日に心臓疾患で亡くなった。

Mark Adamsがこの世の中からいなくなった時点で、生Slaveは諦めざるを得ない。アマチュアベースプレイヤーでアレを追究している人も多くないのだ。Larry GrahamとかLouis Johnsonとかを真似る人は居るけど、世界中の人から人気はあるのだがMark Adamsフォロワーが居ない。フォロワーいたらライブ観に行きます。教えて下さい。

2015年夏、大森のソウルバー In The Grooveのマスターからメッセージが届く。
GMさん「Steve Arrington!」
リチャ「えっ?何か起きましたか?」(嫌な予感…)
GMさん「来るね」
リチャ「えっ、何処に?」
GMさん「ビルボードライブ」
リチャ「えーーーーーー!」(喜び爆発っ)

Slaveのボーカル、独特の声と歌い回し。実はちゃんと認識していなかったのだが、Slaveが1981年に”Show Time”をリリースして、その後、赤坂ムゲンで1ヶ月半くらい演奏している時には、既にSteve Arringtonは脱退していたとの事。なので、今回が初来日。まぢかっ!
Steve Arringtonが参加しているSlaveのアルバムは以下の4枚だけ。当然、Monster BassのMark Adamsも参加しているこの4枚がSlaveとしては一番美味しいところ。

The Concept / Slave 1978
Just A Touch Of Love / Slave 1979
Stone Jam / Slave 1980
Show Time / Slave 1981

Slave以降、活動はしているのだが、2013年のDaM Funkとの共演をきっかけに活動が加速されている気がする。
Steve Arrington’s Hall Of Fame 1983
Positive Power 1984
Dancin’ In The Key Of Life 1985
The Jammin’ National Anthem 1986
Jam Packed 1987
Pure Thang 2009
Steve Arrington + Dam-Funk ? Higher 2013
Way Out (80- 84) 2014

リチャードが思うFunk Musicの中心的存在がDayton Ohio Funkであり、その中核がSlaveであり、その中心人物の一人がSteve Arringtonなのだ。観ないわけにはいかない。
東京は2日間の公演。全部行きたいが初日しか行けない。これは無理してでも観ておかないといけない。
リハーサルの映像がYouTubeにUploadされていたが、なかなかいい感じだったので期待できる。時差ぼけは大丈夫かな?
バンド御一行は成田行きのフライトに搭乗積み、メンバーが投稿した機内写真を見るとJALなのかな?
東京公演は10/20(火)-10/21(水) @ ビルボードライブ東京。ファンクファンは見逃してはいけない。

ビルボード東京によるスティーヴ・アーリントン来日直前インタビュー
http://www.billboard-japan.com/special/detail/1368

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