RUFUS @ Billboard Live Tokyo 2日目 2012/9/13 観戦記

9/12(水)の2stage参戦に引き続き、9/13(木)も1stと2ndに参戦してきました。

今回のRufus来日公演最終日の目玉は、昨日までのTony Maiden(Gt, Vo), Al McKay(Gt, Vo 元Earth Wind & Fire), Leo Nocentelli(Gt 元Meters)に加えて、更にRay Parker Jr.が加わること。
Funk界の大物ギタリストが集合で、リチャード的には舞い上がってます。

今回の来日公演では「何とか自分が用意したLong Hollow Leather社製のギターストラップに4人のギタープレイヤーからサインを貰う」というミッションを自分に課して臨んだのでした。ちなみに9/12の初日はタイミングが合わずに失敗。

2日目1st Stageは自由席、無事にTony Maiden真正面の最前列席を確保。昨日の2ndと全く同じ位置です。
平日の1stなのでお客様の集まりはゆっくりですが、昨日よりは多い。
座席を確保した後に楽屋方面をチラチラ見ているとLenny Castro(Per)が誰かを探してウロウロしている。彼は毎回、ステージの合間に誰かを探しているな。

しばらくすると、Rufusを日本に連れてきてくれた関係者の方を発見。
「Ray Parker Jrが一度ホテルに帰ってしまったのでいないのよ~」との事。
それでもタイミングを図ってバックステージに入れてくれた。

廊下のところでTonyの奥様にご挨拶。
「あっ、MUGEN Blasters知ってるわよ~!」とハグしてくれた。
その先にはTony Maiden。カッコいい!抱かれたい!
「Hello, MUGEN Blasters!」と声をかけてくれる。
Tonyが廊下に出てきてストラップにサインしてくれた。
MUGEN BlastersのVo.SUGARちゃんがいつの間にか写真を撮ってくれていた。

その後、部屋に招き入れてもらってからは興奮状態 MAX。
手前の席にAl McKayが座っている。目を閉じて…
寝てる???
「えくすきゅーずみー、ミスターアルマッケイ?」
フィリピンパブで培った英語力を駆使して話しかけると、パッと目を開けた!

目、開けた~!

リズムギターの神様は、目を開けると同時にお茶目でファンキーだった。

サインしてくれている時に「A Taste Of Honeyのアルバムが一番好き」と伝えると手を止めて握手、最高の笑顔で応えてくれた。

その後に
リチャ「なんであのギターを使ってるの?」って聞いたら…
アル「なんでES-335を使わないんだって事か?」
リチャ「は、はい…」
急に大声でアルが「み~んなそういうんだー!なんでみんなそればかり聞くんだー!」
リチャ 固まる…
楽屋に通してくれた方が慌てて近づいてきて「えっ?どーしたの?大丈夫?」と少し心配気味。

大丈夫です。アルは楽しんでいる。
ギターの調整に手間取っているから、今回のバンドメンバーからも同じことを聞かれているらしい。アルは終始笑って対応してくれていた。
またまた、MUGEN BlastersのVo.SUGARちゃんがいつの間にか写真を撮ってくれていた。偉い!

Leo Nocentelliは、別の席で女性(奥様?)と一緒にPCで何かのYouTubeを見ている。
一番の強面だ。
フィリピンパブで培っ…(もういいか)
Leoも快くサインに応じてくれる。
またまた、MUGEN BlastersのVo.SUGARちゃんが…、写真を…、あれ?

リチャードがLeoからサインを貰っている時、なんとSUGARちゃんはAlから何度も手にキスされていたらしい。
アルは、SUGARちゃんのスマホのMUGEN Blastersデコを見ながら
「ム・ゲ・ン、ブラスターズ? むげん ぶらすた~ず?」
と何度も連呼した後、
「SUGAR? シュッガー? しゅが~!」と連呼していた。

いいなぁ~(何が?)
アルは赤坂ムゲンを「知っている」と言っていたらしい。

という訳で、Ray以外のサインをゲットし、1st開演前から舞い上がっていたのであった。

1stステージ開演前、何故か昨日と違ってステージ上中央に5つのスツールが並んでいた。
開演5分前に会場が暗くなり、ステージギタリストが登場。左からトニー・メイデン、レイ・パーカー、レオ・ノセンテリ、アルマッケイ、ケビン・マーフィーが座った。
アルは登場の時にリチャードにウインクしてくれた。レオも合図を送ってくれた。嬉しいね。
今回の企画について説明、それぞれのファンク・ギター・プレイヤーが少しづつ話した。
昨日は無かった試みだが、なかなか良かったのではないでしょうか?
1st前か2nd前かは忘れてしまったが、この話しの中で「Ernie IsleyとかNile Rodgersとも…」って言っていた。楽しみにしています。

5分弱話した後、一旦全員がはけて、ルーファスのメンバーがステージに上がる。
ルーファスの演奏が熱い!

You Got The Loveでは、やはりRay Parker Jrが登場!これは彼の作曲。
聞いた話では「あの曲はどうやって弾いているのか、未だによく分かんないんだよ~」とTonyは言っているらしい。

Ray Parkerの弾き方を観ているとUnsungのビデオでChakaとジャムってる時の弾き方と違っている。
リチャードがYouTubeにアップした弾き方に似ていて、7thを押さえる時に「ほら?お前はこう弾くんだろ?」とリチャードに向って言っている様に見えた。(妄想です…)
だって、7thを押さえる時、レイが必ずこっち見るんだもん(笑)。

次の曲はWoman Needs Love。
レイはギターを置いて歌う。
ベタだけどレイの歌はエロくていいね。
歌いながら客席に下りてきて練り歩く。多くの女性に抱き付かれながら会場の真ん中まで進んで止まった。レイが歌いながら「おいでおいで」をした先にはSUGARちゃんがっ!
SUGARちゃんがレイとチークを踊り出すと、レイが彼女を抱き上げて不思議な体位に…!!!
SUGARちゃんは浮いている。
レイの後ろから彼の追っかけ(?)の女性が二人を引き離そうと必死になっている。
こういうShowも楽しいし、Ray Parker Jr.ならでは…って感じだ。

Leoのこの日のギターは素晴らしかった。
昨日よりイントロ短め、ソロもいい長さですっきり。
Leoのギターは、バッキングもソロもフレーズ・音色ともに素晴らしい。
Rufusと一緒に演るのが合っているかどうかは別にして、今回、多くの人にアピールできたのではないだろうか?Rufusというバンドは他のアーティストのバックを固めるのも上手いのだ。Sly Stoneの時もそうだった。

Al McKayが登場してShining Star。
またまたイントロ始まってもフロイドローズの調整(チューニング?)に時間がかかる。
昨日よりしっかり歌ってる。アルの歌はなかなか渋くていい。
彼は全く歌わない人だとずっと思っていたが、歌えるんだね。
Shining Starでは、最初は抑え目にしかギターを弾かず、ギターソロの所でAl McKayが爆発するアレンジ。カッコいい。会場も盛り上がる。

次のSeptember、Leoがコーラスで加わる。
Alのマイクは、昨日ほどではないが、しっかり固定できない感じ。

東京公演での演奏の出来としては、この1stが一番良かった気がする。バンド全体もバシッと締まってエネルギッシュ。
1st終了して既に汗でビショビショなリチャードであった。
この時にRayのサインを狙うが、一番バタバタしている感じだったので、2ndで再入場してからチャレンジ。

一度会場の外に出ると、2nd入場待ちのお客様であふれている。この4回で一番の知り合いの数。15人くらい知っている人と会った。
2ndも入場してすぐ同じ最前列のシートを確保。3回連続同じ席だ。

何人かの方に「ギター弾く人なのに、何故ステージ向かって右側の席に座らないの?」と聞かれた。
ステージ右側にはゲストギタリストのギターが沢山並んでいるし、アル・マッケイやレイ・パーカーを見に来たと思われているらしい。
そんな中、右側ギター軍団前の最前列に席を取ったDJ Jackさんひとりだけが「トニー・メイデンはそっちか~。代ってくれー。」とやって来た。さすが、わかってますね~。でも代らないもんねー(笑)。
開演前に、たくさんの知り合いの方々と挨拶したりお話ししたり。これもライブ観に行く楽しみの一つ。

開演前に1st同様、4人のギタリストとケビン・マーフィーがステージに出てきて、スツールに座って話す。
そして2nd開演。最初から立ちっぱなしで楽しんだ。

You Got The LoveでRay Parker Jr.が登場すると、また7thコードの押さえ方を見せつけてくる。
分かったって…。
Woman Needs Loveでは、また客席に下りてきて、今回は右側方面に陣取っていた知り合いのお姉さま方と踊っている。
「今回はさすがにここ(左側)までは来ないかな」と思っていたら、SUGARちゃんの所までやって来て、また抱きかかえているよ(笑)。
Ray Parker Jr.も、ある意味会場の雰囲気を一気に持っていくな~。

Leoのギターは毎回安定して冴えている。ミスがないんだよな。
これは凄いことだ。

Al McKay登場でShining Starなのだが、イントロ始まった時にアルが「ちょっと待って…」のサイン。
演奏は進んでしまい、そのまま歌に入る。
アルはちょっと不満そう(に見えた)にフロイドローズを調整してから演奏に合流。
ギターソロの所がアルの見せ場なのだが、うまく入れず最初の1/3は弾けていなかった。むむむ。

次のSeptemberの演奏が”終わった瞬間に”自分のギターをギタースタンドに置いて、お客様の拍手にも答えず速足でステージを下りてしまった。演奏終了後にLeoが肩を組まなかったら、もっと早く下りていたかも。ステージを下りたアルは、”走って”会場の階段を駆け上がって控室に戻っていった。Show終了後に知り合いと話したら、アルが怒っている様に見えたのはリチャードだけではなかった様だ。

東京2日目の2nd、アンコールに初めてGhost Busters。
アンコールでステージに上がったコーラス二人が演奏開始前から「Who you gonna call?」を連発。フルコーラス演りました。
出来れば他の曲が聴きたかったが、まぁいいか。
曲の最後は
「Who you gonna call?」
「Ray Parker」
になっていた。

最後の曲「Do You Love What You Feel」ではレイもレオもギターを持ったままステージに残り、一緒に演奏。
演奏開始直後にレイがトニーに「キーは何?」と小声で聞いて演奏に加わった。
演奏終了後、呼ばれてもアルは登場しなかった。

2日目2nd終了後にのみサイン会があったので、並んでRayからストラップにサインを貰う。
ごった返していたのでレイとだけ写真を撮ってもらう。

レイパーカーがSUGARちゃんスマホのMUGEN Blastersデコを見ながら「MUGEN Blasters?」と聞いていた。
リチャードのTシャツを見せて「Raydioの曲もカバーしているバンドで、彼女がボーカル、僕がギターだ」と言うと何度か「MUGEN Blasters」と復唱していた。サイン会の時にもう少しあったのだが、それは、また今度。

楽しかった2日間のRufusの演奏が終わった。
ものすご~く満足。
是非、またルーファスを観たいぞ。

Tony Maiden (Vo, Gt)
Kevin Murphy (Organ, Key)
Amanda Maiden (Vo)
Valerie Davis (Vo)
Michiko Hill (Key)
Robert PeeWee Hill (Ba)
Donnell Spencer Jr. (Dr)
Donn Wyatt (Key)
Lenny Castro (Per)
Michael Stever (Trumpet)


Al McKay (Vo, Gt)
Leo Nocentelli (Vo, Gt)
Ray Parker Jr. (Vo, Gt)

(※ステージの写真は許可を頂いてお借りしています。)

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