Con Funk Shun Live @ ビルボード東京 2016/4/6 2nd

2016/4/6(水) Con Funk Shunのライブを観てきた。良かった。

2012年以来、久しぶりの来日。それ以前は毎年来ている時期もあったので、久しぶりに感じる。更に、今まではCotton Clubに来ていたのが、今回は初Billboard Live出演。出音も雰囲気もお値段も、個人的にはCotton Clubで演って欲しいのだが、ブッキングパワーなのかな。

Con Funk ShunはSan Francisco Bay Areaのファンクバンドなので爽やかな系。Dayton Ohio系・Chicago系・Minneapolis系とは違う。そこが魅力。
来日の都度、観に行っているが、なんといっても1980年代に赤坂ムゲンで何度も観たので、もう無条件で好きです。

当初、東京公演は4/7(木)の1日だけだったのだが、予約出来ない事案が発生。会員発売日の発売時刻に予約したら「満席です」というメッセージ。BBLで発売時刻と同時に予約す時に、いきなり30秒も経たずに満席になっているのは初めて。BBL、なんだかなぁ。その後、友人が取ってくれたが整理番号は40番台だったので、今回は行くのを止めようと思っていた。そこに追加公演が発表されたのでリベンジ。2nd Stage 整理番号2番で予約でき、めでたく観に行けた。

ビルボードライブに到着すると、1stを観終わったお客様が出て来た。最近、色々と教えて頂いている上田さんやひろみさんにも偶然出会えてラッキー。祐天寺OHIOのご夫妻や吉祥寺Rice’n’Ribsのマスターなどソウルバーの方々にもご挨拶させて頂いた。

今回の来日メンバーには変化が。とても残念なのだがTrumpetのKarl Fullerおじさんが体調不良で来日できず。Con Funk Shunのステージングの一つの楽しみがKarlおじさんの一生懸命なステップだったりするので、本当に残念。2012年来日時に、既にステージングがとても辛そうだったからびっくりでは無いけど、とにかく無理はしないで欲しい。その代わりのTrumpetとして、なんとKool & The Gang / Dazz BandのSkip Martin!Con Funk ShunのステージにCon Funk ShunとしてSkip Martinが立ってるってビックリだ。昨年末カウントダウンのDazz Bandにもメンバーで入って無かったのに…。

Michael Cooper (Guitar, Vocals)
Felton Pilate (Trombone, Keyboards, Guitar, Vocals)
Ronald Moton (Saxophone, Vocals)
Kurt KC Clayton (Keyboards, Vocals)
Eric EQ Young (Bass, Vocals)
Brian Collier (Drums)
Dale Edward (Percussions)
Skip Martin (Trumpet, Vocals)

Con Funk Shunのステージは、下手にMichael Cooper、上手にEQなのでいつも何処に座るか迷う。上手側だとMichael Cooperの手元が一切見えないからなぁ。2ndステージ、入場して、Skip・Dale・EQの正面最前列にかぶりつく。上手側。今回のSkipはレアだし、EQもDaleも近いからな。
2ndには羽田のソウルバーClub SHAKEのマスターもいらしたのでご挨拶させて頂く。

定刻を10分ほど過ぎてショウがスタート。
DaleもEQも名前を憶えていてくれて嬉しい。そして、Con Funk Shunメンバーと同じ柄のジャケットを着たSkipは、オーラを消して1メンバーとして目立たない様に立っていた。彼だけ違うシューズだった。

Michael CooperはGibson Les PaulとFender Stratocasterを使っていたが、本当はエフェクターをもう少し考えて貰って、良い音を聴かせて欲しいと個人的には思う。今まで何度も聴いているので、彼が出すギターの音色はもっともっと良いはずなのは分かっている。
Cooper
Cooper Pedal
Feltonの歌声も相変わらず魅力的だが、数年前に比べるとロングトーンが短くなっているし、Too Tightの高いところは出ていない。それでも素晴らしい歌声。

EQのベースアンプ正面なので、ベースの音がばっちり聴こえる。ベース、省エネ奏法が上手くなっている気がする。コンプレッサーが掛かっていると思うのだが、でしゃばり過ぎないトーンがバンドに合っている。所々で入れてくる4弦スライドのブォ~~~~ンもいい感じ。そして、相変わらず動きがカッコいい。
EQ
Skipは完全にバンドをサポートする側に徹していた。歌もTrumpetも一流なので、彼のサポートによってCon Funk Shunのバンドサウンドがバージョンアップしてる感がある。特にコーラス。なんて気持ちいいんだ。目の前なのでナマ声が聞こえるのだが、ゾクゾクした。Con Funk Shunのステージではお決まりステップが沢山あるのだが、たまに横を見てカンニングしながらもこなしてて、ちょっとしたMoveは、これまた最高にカッコいい。存在感を消そうとしても、それなりには目立つ。
バンドのコンセプトに自らを合わせてパフォーマンスする、バンドの方向性に沿って更にバンドサウンドをバージョンアップするのに貢献をする。Skipのサポートは素敵だなぁと感じた。

Daleも歌が歌える人なのだが、Con Funk Shunでは歌わない。バンド全体に様々なポテンシャルがある中でのパフォーマンスだから余裕がある演奏を聴かせてくれるんだろうな。
今回、Brianのドラムにキレがない感じがしたけど、調子はどうなのかな?

セットリスト、Love’s Trainは入っているが、前日の大阪公演同様に、実際にはやらなかった。
昨年リリースされた新しいCD“More Than Love”からは1曲目に収録されている“Your Night”を披露。CDで聴くより、ライブでナマを聴くほうが曲の良さが伝わって来る。
アンコールではMs Got The Bodyなどセットリストに書いてない曲もやってくれた。
CFS SetList
以前の様に、1日2ステージ、4日間公演みたいなのは厳しいかもしれないが、まだまだ何度も来日してパフォーマンスを見せて欲しいバンドだ。

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